冬瓜や。9月12日。

つい先日もご紹介しましたが、落花生と一緒にサホリカに来た冬瓜。

無農薬で大切に大切に育てられたもの。

再び冬瓜に想いを馳せてみます…

冬瓜は、冬の瓜と書きますが、旬は夏。

そして、詩の世界では、秋の季語。

なんともつかみどころのない冬瓜。

ツルツルしたその形のまんま。

そこで、調べてみたら、こんな詩が出てきた。

「冬瓜や たがひに変わる 顔の形   松尾芭蕉」

あの芭蕉先生も、お気に留め、詠んでいらっしゃる…

私の中で、冬瓜の株が上がった瞬間でした。

冬瓜をじーっと見ていると…

たしかに誰かのお顔のよう…

それは、近所のおばさま。

あれは、田舎のおじいさん。

どれも、年を召されたお方々…

そして、これはすっかり年をとってしまった自分のお顔…

「冬瓜や たがひに変わる 顔の形」

冬瓜を前に、松尾芭蕉に共感。

しんみりしたところで、今日の副菜『冬瓜の海老あんかけ』。

いたわり弁当の主菜は、

『まぐろの竜田揚げ』です。

年をとるのはいいことだ。

そう思います。

#グルテンフリー

サホリカご飯

サホリカが作るいたわりご飯のお知らせ。 渋谷区笹塚のおべんとう屋です。

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