ここでもこれまで、さまざまなお野菜をご紹介してきました。
近年は、品種改良により、私たちが手にできる種類も増えています。
育てやすい、生育が早い、大量に収穫できる、美味しい、形がいい…
と、人間にとって都合のいいお野菜がどんどん増えています。
変化する地球に対応するための野菜に改良していくことも、
もちろん大事なこと。
その一方で、姿を消そうとしている種類があるのも現実です。
植物は、種がないとできません。
種を後世につないでいかなければ、
その野菜は、この世界からなくなります。
この野菜もその一つ。
見た目は違いますが、どちらもきゅうり。
一つは、一般的なきゅうり。
もう一つは、山梨県北杜市で受け継がれている、増富きゅうり。
黄色くて大きいですね。
皮をむいて、生で食べたりお漬物にしたり、
加熱しても柔らかくなって美味しいんです。
今日は、これを『増冨きゅうりとモロヘイヤの土佐酢和え』にします。
サホリカは、種をつないでいくことはできませんが、
一人でも多くの方に味をつないでいくことはできます。
そんなことも思いながら、食を生業にしております。
本日のサホリカいたわり弁当の主菜は、
『ポテトコロッケ』。
台風のため、みなさんにご心配おかけしましたが、
サホリカ、今日の道ばた販売いたします!
0コメント