在来種。2018.8.9.


ここでもこれまで、さまざまなお野菜をご紹介してきました。

近年は、品種改良により、私たちが手にできる種類も増えています。

育てやすい、生育が早い、大量に収穫できる、美味しい、形がいい…

 と、人間にとって都合のいいお野菜がどんどん増えています。

変化する地球に対応するための野菜に改良していくことも、

もちろん大事なこと。

その一方で、姿を消そうとしている種類があるのも現実です。

植物は、種がないとできません。

種を後世につないでいかなければ、

その野菜は、この世界からなくなります。

この野菜もその一つ。

見た目は違いますが、どちらもきゅうり。

一つは、一般的なきゅうり。

もう一つは、山梨県北杜市で受け継がれている、増富きゅうり。

黄色くて大きいですね。

皮をむいて、生で食べたりお漬物にしたり、

加熱しても柔らかくなって美味しいんです。

今日は、これを『増冨きゅうりとモロヘイヤの土佐酢和え』にします。

サホリカは、種をつないでいくことはできませんが、

一人でも多くの方に味をつないでいくことはできます。

そんなことも思いながら、食を生業にしております。

本日のサホリカいたわり弁当の主菜は、

『ポテトコロッケ』。

台風のため、みなさんにご心配おかけしましたが、

サホリカ、今日の道ばた販売いたします!

サホリカご飯

サホリカが作るいたわりご飯のお知らせ。 渋谷区笹塚のおべんとう屋です。

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