昨日買い物をしていると、
小さな声が聞こえたような気がしました。
「おーい…」
「おーい、そこのメガネの君…」
振り向くと、
それはそれは大きな白菜さんが私に、
「君、料理人だろ?
僕を使って何か作ってくれよ…」と。
こんなに大きな白菜…
どうすれば使い切れるのか…
悩みました。
にらめっこしながら悩みました。
炒めれば半分はいけるかな…
生サラダでも使えるが…
鍋!
…鍋は無理だ…
弁当屋で鍋は無理だ…
お一人鍋セットでもお渡しするか…
あ!!
あれがあったか!
ひらめきましたよ、ロール白菜☆
そうだ、そうだ。
寒くなってきたし、そうしよう。
こうして私は、彼をカゴに入れ、
昨晩夜な夜な仕込みをし、
無事に大きな白菜さんを使うことができました。
彼が静かに微笑んでくれている気がします…
※この物語は一部フィクションです。
本日のお品書き
『道ばた販売』
いたわり弁当 “ロール白菜”#グルテンあり
ベジ鶏カレー
ハヤシライス
一品おかず “ターサイと椎茸の塩麹炒め”
『おなかすいた販売』
いたわり弁当
ハヤシライス
一品おかず “胡桃入りパンプキンサラダ”
一品おかず “紫キャベツとセロリのレモンラペ”
一品おかず “ナッツの入ったオリゴ大学芋”
彼と一緒に、
お待ちしております。
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